易しいアートの楽しみ方

私は絵を観る目が無いからとよく耳にする。芸術、アート、豊かな創造力などと言うと、なんだか難しそうになって敬遠してしまう人が多いのではないだろうか。

 難しい語句で、くどくどと御託を並べた難しい解説を読んだりすると、益々訳がわからなくなって来る。 

アートはそんなに難しいものなのだろうか、良い作品を選ぶことは、実は簡単なことなのです。まず理屈から開放されることです。予備知識など持たず、構えず、素直に作品と向い合えば良いのです。身近に置いて眺めそして触れてみて自分自身が愉しめるかどうかが一番重要なポイントなのです。

美しい花や風景を見たとき、他人に意見を聞いてから感動する人がいるだろうか、良い作品を見分けるコツは、花や風景を見るのと一緒です。自分の感動に素直に従えば、その人の個性に合った一番よいものを選ぶことが出来るのです。これがアートを理解する基本的な第一歩です。

良い芸術作品は奥が深いものですが、これを読み取るコツもこの第一歩が大事なのです。 そして次の段階として良い作品の奥深さを読み取る感性を養うことが必要です。江戸の国文学者本居宣長が言う“もののあはれ”を知ることです。ものを見たり、聞いたり、触れたりしたときの感じあっ! はれっ! と言った、感激や驚き、恐怖、不安などに対する心の反応です。

 

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